10月12日(日)一級建築士製図試験

平成26年度 1級建築士設計製図
本試験課題のポイント 課題:温浴施設のある道の駅

☆特徴
 ■計画敷地   :地方都市郊外の渓流沿い
 ■建ぺい率の限度:70%(1260m2以下)
 ■屋根     :主要な屋根を勾配屋根
 ■吹抜け    :適切な場所で80m2以上
 ■要求室の面積 :適宜の指定が多い
 ■レストランの設置階は1・2階に分かれる可能性がある。
    ※どちらも問題はないと思われる。
 ■計画の要点記述
 ・勾配屋根を活かした室内空間について(建築-③)
 ・勾配屋根の構造計画について(構造-②)
 ・建築物の特徴(勾配屋根・吹抜け)に配慮した環境負荷低減
 ■「24時間エリアを破線で図示」
  「2階の屋根を一点鎖線で図示」※書き忘れが多い。

1.敷地及び周辺条件.屋外施設等

   
 ■建築物 地上2階建て
  ■面積  1800m2以上、2200m2以下
  ■建ぺい率 70%(1260m2以下)
  ■勾配屋根
  ■アプローチ・・・・・・利用者アプローチ:北側・西側駐車場側
              管理・サービス :南面道路側
  ■屋外条件
   車椅子使用者用駐車場・2台、
   サービス用駐車場・・・2台
   屋外テラス・・・・・・50m2以上 地上又は1階の屋上
              レストランと一体的利用
   屋外休憩スペース・・・地上に50m2以上

2.要求室等・・・(  )は想定面積の目安

■休憩・情報部門
・休憩・情報スペース          (適宜)100m2以上
  テーブル・椅子30人…1.5~2.0m2/人(45m2以上)
  授乳室(10m2程度)
  キッズ(15m2程度)
  自販機(5m2)
  交通情報・観光情報(20m2程度)
  カウンター(5m2程度)
・男性用便所              (適宜)約110m2
・女性用便所
・多機能トイレ(2室)         (指定)約 12m2

■店舗・料飲部門
 ・地域特産品売            (指定) 約200m2
 ・仕分け室              (指定) 約 50m2
 ・レストラン           (適宜)70m2~150m2
   客席(50人程度)…1~2m2
   厨房…客席×1/2~1/3 ※眺望に配慮

■温浴部門
 ・ロビー  受付・下足・自販機    (適宜)30~50m2程度
 ・浴室                (適宜)150m2程度
   男・女別 各15人
   脱衣室
   自然採光・通風に配慮
             5m2×15×2=150m2程度
  ・休憩室 和室30人(30畳程度) (適宜)50以上
   眺望に配慮
  ・リネン室             (適宜)10程度以上

■共用部門
  ・エントランスホール        (適宜)100m2程度
  ・多目的室 20人程度       (適宜)30m2程度
  ・事務室    4人        (適宜)30m2程度
  ・設備スペース(給湯設備)     (適宜)50m2程度
   ※キュービクル・受水槽・ポンプ・空調室外機を室外に計画の場合。
   ※全館空冷ヒートポンプパッケージ方式
          (吹抜け部分等は一部床置きダクト型)としても可。

★その他必要と思われる室
※利用者用便所(2階)、職員便所等を設けるとよい。
 1階の利用者便所は、24時間便所を利用すると考え、1階には、
 24時間利用便所以外の便所を設けなくて良いと考えられる。

3.計画にあたっての留意事項

■(1)-⑤勾配屋根の形状を活かした室内空間となるように計画する
   ・・・勾配天井とすることで、開放的で快適な空間となる。

■(1)-⑥自然採光・自然通風を積極的に取り入れる計画とするとともに
     日射の遮蔽にも配慮する。
   ・・・窓を広く取る。トップライト・ガラス屋根、遮蔽ルーバーや
     庇・軒の出等を活用する。

4.計画の要点記述について

■(2)構造における要点
 ①構造上の特徴及び構造計画上特に配慮したこと
   ・・・構造上の特徴等を記入するとよい。
    ・耐震性について
    ・経済的なスパン計画について
    ・浴室、屋上緑化、屋外テラス(1階屋上に計画した場合)等の
     スラブの計画について

■(3)設備における要点
 ①浴室の給湯設備
   熱源方式:都市ガスによるボイラー方式
    理由:イニシャルコストが安く、維持管理が容易等。
   熱源機器の設置場所
    :浴室に近接して設けた場合は、配管ルートの短縮。
     熱損失を抑える。
 ②「浴槽ろ過機」
   ・設置場所:浴室に近い位置
   ・維持管理・機器の更新
    :操作、点検スペースを十分に確保した。
  「非常用発電機」
   ・設置場所:屋外又は、建物内
    サービスがしやすい位置
   ・維持管理・機器の更新
    :操作、点検スペースを十分に確保した。
     外部より直接機器の搬入ができるようにした。
  「地域特産品売場の空調機」
   ・設置場所:室内機
         ・床置きダクト接続型…対象室の室内
         ・天井カセット型…対象室の天井
         室外機
         ・外気に開放された場所
         ・配管ルートを短くする。
   ・維持管理・機器の更新
         :室内機
          ・機器の周りに点検スペース等を確保
          ・天井点検口を設ける。
          室外機
          ・操作、点検スペースを十分に確保した。

■(4)勾配屋根・吹抜け等に対応した環境負荷低減
・採光トップライト等を設けることで、照明等のエネルギーを削減
・ハイサイドライトにより採光を建物内に取り込む。
 上記開口部により自然通風、換気ができる。
・日射遮蔽ルーバーを設置する。
・太陽光パネル発電を勾配屋根の南面部分に配置した。

※日建学院のホームページからお借りしました。

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